江城(武漢)にいながら、東山島と同じ太陽の光を浴びる。
世界関公文化サイトの編集者によると、中華大地では新型コロナ肺炎が流行している。多くの都市や村、特に武漢は既に封鎖されており、沢山の友達は静かに本を読んで、ウィーチャートで励まし合い、忘れられない正月を過ごしていた。
江城(武漢)にいる中国写真家の朱正明氏と、東海の浜にいる中国作家の劉小龍氏は、離れ離れでいながら、お互いに作詩をし、中華関帝文化を称賛し、非常時の良い話を成し遂げた。
福建東山島関聖殿山門
この文章を書く時は江城(武漢)にいた。
武漢市を封鎖して30日間を経ったが、疫病はまだ蔓延している。先日までは世帯毎に一名だけの外出が許可され、メガネとマスクをし、帽子と手袋をし、全身を保護し、生活用品を短期間以内に済ませて帰宅できていたが、一昨日から住宅地は完全に閉鎖され、街には人の姿は殆どいなく、白い救急車だけが時々音を上げながら通っていた。必要な米や野菜は、コミュニティがウィーチャートで団体購入を組織するようになっている。人々は「武漢人が外出しない事は、社会への貢献である!現在の封鎖と隔離は、自分のためだけではなく、中華民族のため、世界のためである!」という共通認識を達成した。
2月22日までに、中国の海陸空三軍、中国の各省市自治区は既に270以上の医療チーム、3万名以上の医療看護精鋭を組織して湖北に派遣した。武漢で毎日確認された新型コロナ肺炎患者は、数千、数万人ではなく、初めて三桁までに減少した。
自宅のベランダで、東山海島と同じような太陽の光を浴び、「海は故郷だ」の澎湃たる賛歌を聞きながら、海を思い出し、東山を思い出し、兄弟のように仲が良い東山島の劉小龍氏を思い出した。
毎年旧暦の5月13日、東山島は海峡両岸の関帝文化祭を催し、盛大に祝った。
ここ数年、私は福建省東山島に何回も行き、海峡両岸の関公文化祭に参加した。小龍氏は私とこう約束した:再び東山に来る時、一緒に漁船に乗り、東山兄弟が網を引いて魚を捕ること、東海の大波、太陽が昇って沈むことを見よう。
東山島の関帝文化祭で、中国作家の劉小龍氏の新著「縁系関帝」の発行イベントが開催された。
左から順次:中国作家の劉小龍氏、中国写真家の朱正明氏、山西運城関羽文化学者の孟海生氏
下記は中国写真家の朱正明氏が2月17日付に武漢で発表した詩文である
都市が封鎖されていた日々は、江城武漢では、
毎日、多くの同仁が青い煙と化していた。
コロナウイルスがまだ暴虐をふるっており、
明日、またどれらの同胞がもう会えなくなるだろう。
自宅のベランダに座り、
青空と遥かな雲を眺め、
来世、何をするかを
はっと思いついた。
まずたくましい鷹になり、
世界の屋根を自由に飛び回り、
一枚一枚の経幡(チベット族の祈願旗)、一座一座の「マーニー」(チベット族の祭壇)を探し、
広々とした雪の峰が延々と続いていることを見よう。
或いは、東漢末にタイムスリップし、
忠誠の赤兎駿馬を牽き、
勤勉でハンサムな馬童になり、
中華武聖に従って天下を跋渉しよう。
或いは、オゾンになり、
揚子江の上空を旋回し、
中華民族の血のつながりが絶えないことを守り、
華夏子孫が代々続くことを守ろう。
若し来世があるなら、もし縁があるなら、
私がもう一回親孝行をする子供として生まれ、
世の中に前世の母を見つけ、
母の手をしっかり握とって離さない。
心が大きすぎるだろう、
考えが遠すぎるだろう、
無数の英雄が江城で逆行し、
風雪後の夕焼けが空の一面に広がる。
若し生きられるなら、
生きている毎日を大切にし、
勤労、純真、寛容、微笑、
人類の文明に貢献しよう。
下記は中国作家の劉小龍氏が2月18日付に返信した情熱を込めた詩文である
江城の空を仰ぎ見、
曽ての笑顔が
疫病で都市が封鎖されていた日々に
次第に青い煙と化した。
あなたは自分に問いかけ、
来世、何をするのか?
私は町が空いている閩南海岸におり、
あなたの気持ちを読み取り、目がいっぱいになり、
言いたいのは、
兄弟、来世も私たちは相変わらず一緒に、
わが民族の千秋大義の旗の下、
今生のように、水を渡ったり山を登ったりしよう。
東山で何度も会い、
曽て武漢で語り合ったこともあり、
共に解州、荊州、大河の上下を尋ね、
共に洛陽、当陽、南北隔地の隅々に駆けつけ、
海峡の向こうの宝島を探し回った。
あなたは再び海の向こうに行き、
中華武聖の跡・輝きを追い、
あなたの心は中華武聖の馬を牽いており、
私の望みは中華武聖の刀を担ぐこと。
1本1本の線香をつけ、義勇仁信の詩を書き、
一緒に笑い、
兄弟、疲れているかを問い合った。
疲れた時は好きな時もあり、
チョモランマに登り、母の一番美しい顔が見えた。
先聖は英雄の大義の精神を残し、
この世にいる私とあなたに重荷を背負っていくことを鼓舞し、
年を取ったら重荷を背負いながら、その敷居を跨げないことを恐れ、
子供を呼んで薪を受け取って代々引き継いでいく。
若し未来の予演ができるなら、
ある朝に、
あなたは黄鶴楼から羽ばたき、
わたしは東山から帆を上げ、
来世までの春秋時代
また仲間、兄弟になることを、
約束しよう。
来世の桃の花が四季を通じて咲き、
正義、正気が世の中に長く留まり、
悪はなく、嘘はなく、
都市が封鎖されることはなく、災難はないことを、
お祈りする。
今生の私たちは決して豪奢をむさぼらなく、
来世もすべての人と平穏に過ごせたい。
実は、今生と来世は
大きな夢の真っ二つに過ぎず、
気持が消えない限り、
縁はあり、魂は死なない。
今生の夢が結末までに間に合わないなら、
来世に行き、もっと輝き、もっと円満な夢を見よう。
(編集審査:世界関公文化サイト)