滔々と東へ:フランスの華僑リーダーの林鵬氏の長江情緒
世界関公文化網のニュース:2022年の国慶節の休暇中、フランスの華僑リーダーの林鵬氏は長江南岸の武昌区で、長江の畔にある19階建てのビルのヨーロッパ湖北省商業連合会事務所に佇み、熱い思いで眼下の滔々たる長江を見下ろし、時折長江の美しい写真を何枚か撮影し、世界各地の華人の友人に送信し、彼らの祖国への思いを慰めるためである。
ヨーロッパ湖北省商業連合会で万里の長江の第一橋を見詰める
林鵬氏は万里の長江の第一城である四川省の宜賓市で生まれ、長江三峡の西陵峡口の宜昌市で育ち、幼い頃から長江に対して捨てがたい情緒を持っている。27年前、林鵬氏は地中海の畔にあるフランスのサンシャインシティーのモンペリエにはるばる赴いて創業していた。企業は大きくなり、フランス籍のアジア系の協会会長・ヨーロッパ湖北省商業連合会会長を務め、フランス政府から「軍民に貢献するヨーロッパの星である金の勲章」を受賞し、北京人民大会堂で中国国務院華僑事務室から「世界の中国系の傑出した青年」賞を受賞した。林鵬氏は心の中で常に長江を懐かしんでおり、親友と一緒に長江の岸辺でピクニックをしたり、長江の上で力を尽くしてかいをこいだりすることを何度も夢の中で見ていた。
武漢市の長江の上にまた新しい橋が掛かっている
昨年の秋、ヨーロッパ湖北省商業連合会は新しい事務所を選ぶ時、林鵬氏は武漢長江大橋のたもとのすぐ近くに新しく建たされた長江から30メートル余り離れたビルを気に入った。林鵬氏は長江側に向かう一面をすべて大きなガラスのフレンチウインドーに取り付け、1日24時間長江に親しむことができる。ここは万里の長江の第一橋を見下ろす絶好の位置であるため、省・市の指導者、国内外のサークル、企業家、写真家は名を慕ってヨーロッパ湖北省商業連合会を訪れてきて、長江と一緒に情熱を注いで写真を撮った。
国慶節の夜の武漢長江大橋
2021年の元旦、林鵬氏が主催した第2回中仏ファッション文化交流祭典は、長江の上での知音号というクルーズ船で盛大に開催された。武漢駐在のフランス総領事の貴永華氏、省・市の関係指導者が名を慕って出席した。祭典が始まる際に、林鵬氏は「新年の初日、武漢という英雄の都市で、中華の母である長江の上で、私達は中国の武漢と世界との新年の会話を始めました。」と興奮して挨拶した。
ヨーロッパ湖北省商業連合会に掲げている関帝の像
祭典の現場では、フランスのミス・ワールドのAurore Kicheninさんの素晴らしい衣装ショーが会場のゲストから拍手を浴び、彼女は学んだばかりの中国語で「私は中国を愛しています。私は皆さんを愛しています。」と言った。
天地に立っているハープのような新橋のワイヤロープ
今回の武漢市の長江祭典に参加するために、Aurore Kicheninさんは12月中旬に中国大陸部に飛行機で到着し、疫病対策規程に基づいて14日間隔離されたそうである。
前列の左側からフランスのアジア系協会創始会長の林鵬氏、フランスのミス・ワールドのAurore Kichenin氏、山西衛星テレビの有名な司会者の張靚婧氏、フランスのファッションチームは『世界各地と中華の関帝が世界の屋根に集まる』を展示
2020年9月、ヨーロッパ大陸で新型コロナウイルスの感染が再び拡大し、海外の華人をコロナウイルスに打ち勝って態勢を立て直すように鼓舞するために、フランス政府は世界関羽文化連盟(GUGC)の設立を承認した。創始会長の林鵬氏はすでに5大陸60カ国以上の華僑リーダーと連絡し、さまざまなイベントを開催する予定であり、忠義文化を用いて世界の華人・華僑を結束する。
武漢市の長江の上での知音号というクルーズ船で林鵬氏がフランスのミス・ワールドのAurore Kichenin氏に証明書を授与
現在、フランス欧発国際株式会社代表取締役の林鵬氏は、湖北省の各地域の政府の企業を誘致する使者に任命され、長江の両岸や地中海の畔などを奔走している。
(文章:朱正明 写真:林鵬)
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