高山の国:ネパール・ブータンの中華関帝文化
世界関公文化サイトの情報によると、関公文化学者の朱正明氏は成都から出発し、ヒマラヤの雪山に沿って高山の国ネパールとブータンに行き、中華関帝文化を尋ね、4月24日に江城武漢に帰ってきた。
チョモランマは古い海のような高波で,延々千里も続いているヒマラヤ山の頂にそびえている。
ネパール首都のカトマンズ
●ネパール中華街は至ったところに中国の味がした。
ネパール首都のカトマンズでは、狭い中華街が今はもっとにぎやかになっており、街の両側に中国語の看板がたくさん並べられている。中華料理店、仏像屋、Thang-gaの店、日常用品の店はどこにもある。中国人が運営する三つ星ホテルも数軒ある。朱正明氏は中華料理のお店に入り、大ホールの壁に「中国の味」という大きな絵は飾られており、関公と神様達がカトマンズで中華料理を食べていると描かれている。
カトマンズの中華料理店で、関公を中国の味のイメージキャラクターにされている(撮影:朱正明)
●カトマンズ青年のHEMLAL TAMANG氏の物語
朱正明氏を案内したカトマンズの青年HEMLAL TAMANG氏は中国語の名前が「大夢」で、中国標準語がかっこよく話せ、ルックスもかっこいい方である。朱正明氏は中国のどの省から来たかを質問し、彼は先祖代々がネパール人だと回答した。朱正明氏をビックリさせた。
大夢君は1990年に生まれ、故郷がRAM ECHHAPである。カトマンズからチョモランマのベースキャンプ地に行くにはRAM ECHHAPを通らなければならない。RAM ECHHAPはカトマンズの東にあり、チョモランマに160キロ強を離れており、途中に揺れる道ばかりで4時間半もかかる。中国駐ネパール大使館が主催する中国語朗読コンテストでは、激しい4回戦を経、大夢君がチャンピョンを獲得した。中国駐ネパール大使は自ら大夢君にトロフィーと賞品を授与した。
ネパール青年の大夢君は、関公に関聖帝君の名前があることも知っており、中国で立派な英雄だと話した。
●文化小天使の旗旗ちゃんはお坊さんに関公像を贈呈した
4月22日、カトマンズの華厳寺で、6歳の中国小娘の旗旗ちゃんは関公像を華厳寺のお坊さんに贈呈した。また、自分の手で何人かのお坊さんのために面白い絵を描き、中国から持ってきた積み木やチョコレートをお坊さんにプレゼントした。「中華文化小天使」と称された旗旗ちゃんは、廬山の麓に住んでおり、学者の家風で育てられ、2歳半で九江国学堂に入学し、奥深い「大学」、「老子」、「三字経」等の経典を暗唱し、繁体字も好きになった。旗旗ちゃんはすでに両親と祖父と一緒に米国、カナダ、メキシコ、日本、ニュージーランド、オーストラリア、ネパール、ブータン等を歴遊した。
4月22日、カトマンズの華厳寺で、6歳の中国の女の子の旗旗ちゃんは関公像を華厳寺のお坊さんに贈呈した。
カトマンズの華厳寺で、朱正明氏と愛国華僑リーダーの陳紹恭氏は龍奔法師に蘇英毅氏が描いた関公の油絵を贈呈した。
●ボーカラ華人華僑協会の忠義心
ネパールのボーカラはネパールの第二の観光都市で、「南アジアのスイス」だと呼ばれている。
ボーカラでは、朱正明氏が華人華僑協会の詹江松会長から熱い歓迎を受けた。詹江松会長とネパール・中国文化交流有限公司の張博総経理一行は朱正明氏を案内し、フェルバ湖畔に沿い、中国人運営のレストランを複数軒訪れた。フェルバ湖畔の蘭花飯店、北京印象のロビー、詹江松会長が創立した「詹大師」というレストランのロビーには関公が祀られている。
ネパールのボーカラは南アジアのスイスだと称されている。
ネパールのボーカラの蘭花飯店の玄関には関公銅像が置かれている。
ネパールのボーカラの「北京印象」レストランのロビーには関公が祀られており、左はレストラン社長の李露氏。
関公文化学者の朱正明氏は、ボーカラ華人華僑協会の詹江松会長(中)に写真作品の「五大洲の関帝がヒマラヤに集まる」を贈呈した。
●ブータン王宮で関公の話をして関帝文化専門書を贈呈した
朱正明氏一行はブータンに行き、ヒマラヤ南坂の素朴な風習・民俗に対し深く感心した。彼らはタソラ山に登り、ヒマラヤ雪山を遠くから眺めていた。彼らはプナーカーメンに行き、ブータンの「ポタラ宮」を見学した。彼らはネパール王宮に招待され、国師特別補佐のウキンカンポUgyen druka drudia氏「天涯を遍歴して関公を訪ねる」のチベット版を贈呈した。米国儒商会会長・愛国華僑リーダーの陳紹恭氏と共に、ウキンカンポ氏にヒマラヤ雪山の向こうにある中国チベットの関帝文化風情、世界最高のチョモランマ関帝廟の再建の話を紹介した。ウキンカンポ氏は関公が素晴らしい方で、中国の多民族の神様だと語った。
ブータンの海抜3000メートル強のタソラ山で、ヒマラヤ群山を眺めていた。
ブータン王宮では朱正明氏が国師特別補佐、ウキンカンポ氏Khenpo Ugyen drukadra氏に「天涯を遍歴して関公を訪ねる」のチベット版を贈呈した。右は米国儒商会会長・愛国華僑リーダーの陳紹恭氏である。
36年間にわたって五大洲の40カ国以上を回って中華関帝文化を広めた朱正明氏はこう語った:2019年は関公が亡くなられて1800周年であり、中華関帝財神像を「地球三極」に届け、この中華千古英雄に対する敬意を表した。(文:世界関公文化サイト)