荊州古城:台湾祀典武廟は関羽祠で祖先を祭った
世界関公文化サイトからの情報:中国新聞社電(記者曹旭峰)によると、12月20日、台湾祀典武廟(大関帝廟)は湖北荊州関羽祠を祖先として祭る儀式を行った。
同日、台南祀典武廟の巡礼団団長、祀典武廟(大関帝廟)顧問林炳男さんは、祀典武庙による香灰と荊州関羽祠の香灰を一ヶ所に「合炉」し、本殿に供えた。林炳男さんと台湾の関羽文化学者何錦栄さん、黄秋燕さん、何詩敏さんの御一行は本殿で関帝に香を供え祖先を祭る時、涙を流した。巡礼団は卸甲山関羽祠の泥を採集し、台湾に持ち帰って供えた。
「25年間、ずっと祀典武廟の線香の源を探して来た、福建東山島の歴訪を通じて、しかし線香の源を掴めていない。台湾の多くの専門家や学者は大量な歴史資料を巡て論証し、大陸学者も協力して調べた、今ようやく『祖先に辿った』。」林炳男さんは感激で言った。
「台南市祀典武廟は350年あまりの歴史があり、台湾で一番古い関帝廟の一つ、台湾の700軒の関帝廟の中で唯一の台湾一級古跡」五回も台湾に行って考察した関帝文化学者の朱正明さんがそう言った。
「祀典武廟以前は春秋の祭りの二回だけ、役所に対して扉を開いた。1991年、祀典武廟は正式に民衆に対して開放する。しかし、関帝廟の源の所在地はずっと分からないままだ。」林炳男さんが言った、それから、台南大学の陳緯華教授、台南古都ラジオの司会劉采妮さん、複旦大学の助教授王崗さんなどの学者、台湾より出版された清『江陵県志』を発見し、また台湾中華弘道協会の陳展松総会長、世界の関羽文化振興会の朱正明副会長、荊州市政府の羅清洋常務副主席などを通じ、明時代の『荆州府志』を见つけ、荆州卸山甲の関羽祠が詳しく記述された為、神秘の幕が開けられた。
台湾巡礼団は関羽祠で荊州古城の模型を見た
荊州関羽祠正殿で祭っている関羽
台湾祀典武廟顧問林炳男さん(左)と荊州関羽祠委員顧問劉于東さん(右)が卸甲山関羽祠で
会って握手を交わした
台湾巡礼団は関羽祠で関羽の赤兎馬を祭った
台湾巡礼団林炳男団長は荊州関羽祠の正殿で両地の香灰を合炉した
台湾祀典武廟巡礼団は荊州関羽祠で祖先に線香を供え、涙が溢れた
台南祀典武廟で祭っている関羽聖像
関羽祠管理委員会劉燕主任(右)と台南祀典武廟巡礼団員が台湾大陸の関羽文化を話し合った
関羽祠管理委員会劉燕主任は「今回、台湾祀典武廟の祖先探しが成功したことは荊州関羽文化の発展に重大な意義があり、湖北省と台湾関羽文化交流にも積極的な影響を及ぼす」と言った(撮影 朱正明)
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